タンジェントアーク Tangent Arc】 


Halo Sky によるシミュレーション 2003/2/8  9:00頃  片品高原

六角棒状の氷晶が長軸を水平にして浮かんでいる時に、60°プリズムを通過した光によって現れます。太陽高度によって大きく形を変え、約40°より高い時には上下がつながり外接ハロに、それより低いときには上下のアークに別れ、このタンジェントアークになります。

太陽高度が高いときに見られる外接ハロは何度も見たことがありますが、なぜかタンジェントアークはあまり見たことがありません。日本の緯度では見られるのは朝か夕方に限られるせいでしょうか。上部、下部に分けて呼称する場合が多いですが、氷晶の上側で屈折するか下側で屈折するかの違いです。

上のシミュレーション画像では、太陽高度17°の時で中央やや下の白い線が地平線になります。つまりこの場合下部タンジェントアークは地上では見られないことになります。このように見えるのは氷晶の雲が観測者よりも下方・・・つまり山の上とか飛行機に乗っている場合となります。実際に下部タンジェントアークは飛行機から撮られた写真が多くあります。 

気象庁では「上端接弧」「下端接弧」と呼ぶようです。

 

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